アラブ首長国連邦 ARE/AE
United Arab Emirates
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縦横比 1:2
制定日 1971年12月2日
アブダビ[Abu Dhabi]
7.1万Km2
954.2万人
7つの首長国(アブダビ・ドバイ・シャルジャ・アジュマン・ウム=アル=カイワン・ラス=アル=ハイマ・フジャイラ)からなる連邦国。カタール半島の北部のペルシャ湾岸に位置している。国土の大部分は砂漠。
ドバイ (18.9度/1月・34.4度/7月)
全土が高温乾燥の砂漠気候。しかしアラビア湾に面した海岸線が長いため、気温の差は少ない。年間を通して湿度は80%と高く降雨は少ないものの、冬季にはたまに雷雨も発生する。
7世紀
イスラム帝国、オスマン帝国、ポルトガル、オランダの順に支配された。
18世紀
アラビア半島南部から移住した民族が現在のアラブ首長国連邦の基礎を作る。
1853年
イギリスは北部首長国周辺の海上勢力と恒久休戦協定を結びから以降、この辺りが休戦海岸と呼ばれるようになる。
1892年
イギリスの保護領となる。
1968年
イギリス軍のスエズ以東撤退宣言後、連邦結成の機運が高まる。
1971年
ラス=アル=ハイマを除く6首長国が連邦国家として独立し、国連とアラブ連盟に加入。
1972年
ラス=アル=ハイマが連邦の加入。
4,073人(長期:3,970 永住:103)
アラビア語(公用語)
アラブ人48.1%・南アジア系35.7・ペルシャ人5.0・フィリピン人3.4・白人2.4
イスラム教(主にスンナ派)62%・ヒンドゥー教21・キリスト教9・仏教4
ディルハム
石油埋蔵量は世界第8位の130億トン(2017年)。
豊富な石油収入を背景に活発な対外投資を行っている。(特にアブダビ)
産業の多角化で脱石油依存に尽力中。
ドバイは商業、運輸のハブとして発展。GDP成長率は、2016年 2.3%、2017年 0.5%。
日本にとっては、サウジアラビアに次ぐ原油輸入元。
外交は湾岸協力会議諸国などとの善隣外交を維持。特にサウジアラビアとの関係を重視。
アラブ=イスラム諸国及び西側諸国と穏健協調的外交を展開。
各首長国間は自立意識が強く、経済格差も大きいが連邦体制強化は徐々に進行している。
7首長国で構成する最高評議会が最高意思決定機関。決定はアブダビとドバイを含む5首長の賛成が必要。
湾岸危機及び戦争時は、米軍などに基地使用を認めている。
大統領は独立以来、アブダビのザイド首長が務めていたが2004年に死亡。新大統領はアブダビのリーファ皇太子(首長も世襲)。
6.3万人
陸軍4.4万 海軍0.25 空軍0.45 大統領警護隊1.2
エティハド航空 Etihad Airways
[IATA:EY ICAO:ETH]
本社:アブダビ
設立:2003年7月。アラブ首長国連邦の国営航空会社。イギリス・スカイトラックス社による航空会社の格付けで、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ」認定を獲得。2019年5月は、「4スターエアライン」獲得。
エミレーツ航空 Emirates
[IATA:EK ICAO:UAE]
本社:ドバイ
設立:1985年。積極的な機材導入で有名。2013年のドバイ航空ショーでは、開発中のボーイング777シリーズやエアバスA380を多数発注し、民間機過去最高額になる990億ドル(約9.9兆円)の発注を行った。世界最大の旅客機であるエアバスA380の保有数は140機で世界一。
「我が国万歳」[Ishy Biladi]
作詞:Arif Al Sheikh Abdullah Al Hassan
作曲:Mohammed Abdel Wahab
1971年制定。1996年に歌詞が付けられる。
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