インド IND/IN
India
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縦横比 2:3
制定日 1947年7月22日
デリー[Delhi]
328.7万Km2(日本は37.8万Km2)
13億5,405.2万人
ヒマラヤ山岳地帯、ヒンドスタン平原、インド半島の3つの地域に分けられる。ヒマラヤ山岳地帯のヒマラヤ山脈・カラコルム山脈の平均標高は6,600m。ヒンドスタン平原は、インダス川、ガンジス川の2大水系が作った大沖積平野。インド半島にはヴィンディア山脈、ガーツ山脈に囲まれたデカン高原がある。インドとパキスタンと中国に接するカシミール地方で領有権問題を抱えており、過去にはそれぞれの国と紛争や戦争に発展したこともある。またベンガル湾東部にアダマン諸島、ニコバル諸島も領有している。
デリー (14.1度/1月・31.4度/7月)
ムンバイ (24.9度/1月・27.8度/7月)
沿岸部やデカン高原は熱帯気候。ガンジス川中流から上流は温帯気候。パキスタン国境付近は乾燥気候。山岳地帯は高山気候。というように様々な気候を構成している。モンスーンの影響が大きく、冬季は北東風が、夏季は南西風が強まる。この南西モンスーンでインド洋に面した西海岸やヒマラヤ山麓に大量の降雨が発生する。
紀元前2,600年~紀元前1,800年頃まで
インダス文明が栄える。
紀元前1,500年頃
インド・アーリア人がインドに進出し、バラモン教や仏教、ヒンドゥー教を生んだ。
紀元前317年
マウリア王朝以来、統一や分裂を繰り返す。
1206年~1858年
ムガル王朝。
1600年
イギリスが東インド会社を設立、植民地化が進む。
1857年~1858年
インド大反乱が起こるがイギリスはこれを鎮圧。支配形態を直轄統治にする。
第一次世界大戦後、マハトマ・ガンジーのもと、急速に独立運動が拡大する。
1947年
イギリスから独立を果たす。同時にパキスタンが分離独立。
1950年
憲法を制定。共和国となり、ネール首相は社会主義的政策を推進する。
1962年
中国と国境紛争が勃発する。
1966年
ネール首相の娘“インディラ=ガンディー”が後継首相に就任。
1974年
核実験成功。
1984年
ガンディー首相がシーク教徒に暗殺され、長男の“ラジブ・ガンディー”が後継首相に就任。
9,197人(長期:8,902 永住:295)
ヒンディー語(連邦公用語)、憲法に記載された22言語(ヒンディー語41.0%・ベンガル語8.1・テルグ語7.2、マラーティ語7.0・タミル語5.9・ウルドゥ語5.0・グジャラート語4.5・カンナダ語3.7・マラヤーラム語3.2・オリヤ語3.2・パンジャービ語2.8・アッサム語1.3・マイティーリ語1.2・サンタル語0.6・カシミール語0.5・ネパール語0.3・シンド語0.2・コーンカニー語0.2・ドーグリー語0.2・マニプリー語0.1・ボド語0.1・サンスクリット語0.001)が96.6%を占めており、その他約100程の少数言語(3.4%)がある。英語は準公用語。
インド=アーリア系72%・ドラビダ系25、など。
ヒンドゥー教79.8%・イスラム教14.2・キリスト教2.3・シーク教1.7・仏教0.7・ジャイナ教0.4
ルピー
ブラジル・ロシア・中国・南アフリカとともに有力新興国(BRICS)を構成。農業は米、小麦など。工業は繊維・化学製品・鉄鋼・自動車など。独立以来、輸入代替工業化政策を採ってきたが、1991年の外貨危機を契機に規制緩和、外資積極活用を柱とした経済自由化政策に転換、高成長を実現する。近年は、優秀な人材に支えられたソフトウェア開発などの情報通信技術(ICT)産業が著しく発展。2017年の石油埋蔵量6億トン。天然ガス埋蔵量1兆2,400億m3。2008年は世界的な景気後退の中で6.7%のGDP成長率を維持。2016年、7.6%・2017年、6.7%。消費者物価上昇率は2016年、4.5%・2017年、3.6%。失業率は2014年、推計8.6%。
外交は、非同盟、全方位外交を展開。近年は、日本・アメリカとの関係を積極的に強化。ロシアとは伝統的に友好関係を維持している。中国には警戒感が残るが経済関係が急速に発展。パキスタンとはカシミール領有権を巡って対立、1947年に第一次印パ戦争、1965年に第二次印パ戦争、1971年に第三次印パ戦争を起こしている。国内では人口増加、宗教、言語、カースト制などの複雑な問題を抱えている。宗教ではシークとヒンドゥー、イスラムとヒンドゥーの対立がある。
1991年
ガンディー元首相がタミル人の爆弾テロで死亡。
1998年
総選挙でヒンドゥー至上主義のインド人民党が第一党に。
1998年
地下核実験を24年ぶりに実施。核拡散防止条約には未加盟。
1999年
カシミールにパキスタン側からイスラム武装勢力が侵入。それに対し掃討作戦を展開した。(カルギル紛争)死者は千人以上。
2004年
総選挙で野党連合が勝利。
2008年
ムンバイで同時テロ発生(166人死亡)。インド政府はパキスタンに本拠地を置くイスラム過激派“ラシュカレトイバ”の犯行と発表。
2009年
総選挙で与党連合が勝利。
2014年
総選挙でインド人民党が過半数を獲得。新政権の首相がナレンドラ=モディ氏になった。
139.5万人
陸軍120.0万 海軍5.8 空軍12.7
沿岸警備隊0.96
釈迦[仏教の開祖]
(紀元前5世紀頃)
コーサラ国カピラヴァストゥ(現在のウッタル・プラデーシュ州付近)出身。
母親の右脇から生まれ出て七歩歩いて、右手を上に、左手を下にして「天上天下唯我独尊」と(周りが)言ったそうです。
マハトマ・ガンジー[弁護士、宗教家、政治指導者]
(1869年10月2日~1948年1月30日)
イギリス領インド帝国グジャラート州ポールバンダル出身。
インドのイギリスからの独立運動を指揮。彼の暴動やゲリラではなく、非暴力・不服従の思想はインド独立の原動力となった。これは植民地解放運動や人権運動の平和主義的手法として世界中に(マーティン・ルーサー・キング・Jr、ダライ・ラマ14世などに)大きな影響を与えた。
ラダ・ビノード・パール[法学者・裁判官]
(1886年1月27日~1967年1月10日)
イギリス領インド帝国 ベンガル州ノディア県クシュティヤ郡カンコレホド村出身。
極東国際軍事裁判(いわゆる東京裁判)で、インド代表判事として参加。判事全員一致の有罪判決を目指す動きに反対し「平和に対する罪と人道に対する罪は戦勝国により作られた事後法であり、事後法をもって裁くことは国際法に反する」などの理由で被告人全員の無罪を主張した意見書を出したことで知られる。
エア・インディア Air India
[IATA:AI ICAO:AIC]
本拠地:ムンバイ。設立:1932年10月15日。植民地時代はタタ航空という名前だった。1946年に現在の名称に改め、1948年にタタグループを離れた。現在の正式名称はインド国有航空会社。
タタ・モーターズ(自動車) Tata Motors Limited
本拠地:ムンバイ。設立:1945年。
インド最大の自動車会社。2008年に10万ルピー(発表当時のレートで約28万円)という格安の“ナノ”という車を発表し話題になった。
「ジャナ・ガナ・マナ」
作詞:ラビンドラナート・タゴール
作曲:ラビンドラナート・タゴール
1950年制定。
Plot No.4&5,50-G Shantipath,Chanakyapuri,New Delhi 110021
Tel:+91-11-4610-4610/ 2687-6581~3
Fax:+91-11-2688-5587 ●駐日 インド大使館 ホームページ
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