ベトナム社会主義共和国 VNM/VN
Socialist Republic of Viet Nam
- 国旗
- 首都
- 面積
- 人口
- 地勢
- 気候
- 略史
- 在留邦人
- 言語
- 民族
- 宗教
- 通貨
- 経済
- 現況
- 兵員
- 人物
- 企業
- 国歌
縦横比 2:3
制定日 1955年11月30日
ハノイ[Hanoi]
33.1万Km2
9,649.1万人
トンキン湾からインドシナ半島東岸を経て南シナ海タイランド湾に面した細長いS字の形をした国土。(東西に600km、南北に1,650km)
北部は中国、西部はラオス、カンボジアと接している。
ハノイ (16.0度/1月・29.0度/7月)
南部は熱帯気候で、北部は温帯夏雨気候に属する。南西モンスーンの吹く5月から9月に大量の雨が降る。
紀元前207年
南越国が成立。
紀元前111年
前漢がベトナム北部に交趾郡という郡を置く。
以降、約1000年間、歴代中国王朝の支配下になる。
939年
最初の民族王朝が成立。
1009年
李王朝が成立。
1407年
明が統治。(1427年まで)
1428年
レ王朝が成立。
1802年
グエン王朝が成立。
1884年
フランスの保護国となる。
1945年
ベトミン(ベトナム独立同盟)がハノイを占拠し、ベトナム民主共和国樹立を宣言。
1946年
フランスとの第一次インドシナ戦争勃発。
1949年
フランスはベトナム国(南ベトナム)を成立させ、中国、ソ連はベトナム民主共和国を承認。
1954年
第一次インドシナ戦争最大のディエンビエンフーの戦い(両軍合わせて約1万人が死亡)でフランスが負けて停戦する。
1955年
南ベトナムは、アメリカの支援を得てこの停戦をボイコット。ベトナム共和国と改名する。
1962年
アメリカが介入を開始し第二次インドシナ戦争(いわゆるベトナム戦争)が勃発。
1964年
トンキン湾事件(北ベトナム艦艇が米軍に魚雷攻撃を行ったとされる)をきっかけにアメリカは本格的軍事介入する。
1973年
パリ平和協定が成立し米軍が撤退。アメリカの支援を失った南ベトナムは北ベトナムに圧され始める。
1975年
南ベトナムの首都サイゴン(現在のホーチミン)が陥落し戦争終結。
1976年
南北統一され、現在のベトナム社会主義共和国となる。
1978年
中国軍が北部国境に侵入。中越紛争ぼっ発。
1989年
カンボジアの駐留ベトナム軍が完全撤退。
1991年
カンボジア和平パリ協定締結。
17,266人(長期：17,024 永住：242)
ベトナム語(公用語)・英語・フランス語・中国語・少数民族言語(タイー語、ターイ語、ムオン語、クメール語など)
ベトナム人(キン人)85.7%・タイー人1.9・ターイ人1.8など53の少数民族
仏教7.9%・カトリック6.6・ホアハオ教1.7・カオダイ教0.9・プロテスタント0.9・無宗教81.8
ドン
1986年、党大会で社会主義型市場経済を目指すドイモイ政策を採択。近年は2字及び3次産業が急速に成長。特に観光業が著しい。
鉱山資源は北部に集中しており石炭は同国にとって重要な資源。原油埋蔵量は5.9億トン(2017)。天然ガス埋蔵量は6,500億立法メートル(2017年)。工業の主力は繊維産業。
1995年、ASEAN加盟。2000年から10年間、平均GDP成長率が7.3%という高成長を遂げ、2007年にWTO加盟。失業率は2.2%(2017)。
全方位外交を展開。特にASEAN、アジア・太平洋諸国との友好関係拡大。地域、国際社会への積極的参加が基本方針。
1991年、中国との国交完全正常化を宣言するも、近年の西沙・南沙諸島の領有権を巡って対立。
1995年、アメリカと国交正常化。
48.2万人
陸軍41.2万 海軍4.0 空軍3.0
ホー・チ・ミン[革命家・政治家]
(1890年5月19日～1969年9月2日)
フランス領インドシナ連邦、ゲアン省ナムダン県アンチュ村(現在のキムリエン村)出身。
植民地時代からベトナム戦争までのベトナム革命を指導した建国の父。初代ベトナム民主共和国主席。
ベトナム航空 Vietnam Airlines
[IATA:VN ICAO:HVN]
本社：ハノイ
設立：1956年。ベトナム国営航空会社。同国のフラッグ・キャリア。
「進軍歌」
作詞：ヴァン・カオ
作曲：ヴァン・カオ
1944年にベトミン軍歌として作詞作曲された。その後ベトナム民主共和国でも国歌としても採用され、南北統一されたベトナム社会主義共和国の憲法でも国歌と明記された。
